僕たちのフェスがやってくる

実は、一昨年頃からフットサルと音楽を掛け合わせて「何か出来ないかなぁ」と漠然と考えていたんです。

室内で行う競技の最大の魅力は天候に左右されない事。
そして観て楽しめる事は当たり前だけど、耳でも楽しめる空間だって作る事ができるはず。

そう思い膨らます日々。

まぁプロの世界(Fリーグやバスケその他室内競技)では音楽やMCなどを取り入れているのは最早当たり前のことなんだが、アマチュアレベルが本気で作り上げる空間はどんな物になるのかとても興味があった。

いつもスクール生(息子さんや娘さん)を送迎して頂き、メテオロッサにご協力頂いている保護者さま・ご家族さまが見学している時でも楽しんで頂けるそんな空間を作るべく、メテオロッサのコーチはご協力頂けそうな仲間に「今度、こんな事をやろうと思うんだ。皆んなが楽しめると思うんだよ!」と、情熱のあまり長々と企画を書き殴ったLINEを送り付けるという手段に出た。笑

フェスと言えば夏

フェスのイメージは夏、やっぱり暑い時期を考えたが室内熱中症のリスクを考えると夏の開催は難しい。避けるならば秋頃に予定することがベストだった。そこへ向けて更なる仲間を募り「これまでに無いフットサルと音楽が融合したフェスを2020年10月頃に始動開始するぞっ!」

と思った矢先…。

コロナが100年に1度と言われるパンデミックを起こす事になった。
アッと言う間に世界を襲い、誰もが身動きが取れずに会う事すら許されない状況となった。

企画は白紙に

『時期が来ればまた前みたいな生活が戻るから大丈夫だよ』

なんて思っていた人が多かったに違いない。

メテオロッサは違った。
他のクラブ・スクールや少年団、スポーツに限らず活動自粛を余儀なくされ、どうして良いか、何をしたら良いのかすら分からず、あたふたしている世界でメテオロッサは既に次の活動へとシフトチェンジしていた。

メテオロッサはそもそも1人の生徒からスタートしたフットサルスクール。
あくまでもメテオロッサは生徒たちの人生において通過点にしか過ぎないが、ここを通過する生徒が5年後、10年後自分の姿をイメージ出来るよう全力でサポートしている。それはフットサルだけでは無く、人間としても成長出来る様に。

活動がストップした時、誰もが生活を最優先にすればメテオロッサなど二の次となりスクール自体止まる。更には二度と活動が出来なくなってしまう状況にも陥ってしまう。

そんな中、友と体を動かしボールを交わすことすら出来なくても尚、メテオロッサを必要としている生徒、ご家族さまに後押しされメテオロッサは活動自粛に入る時には逸早くオンラインを導入していた。

一人でもスクールを必要としている生徒がいるのであれば全力でサポートする

オンラインスクールで仲間とメテオロッサ式メソッドを学ぶことで、メテオロッサを必要とし参加していた生徒のモチベーションは以前同様保たれる結果となった。

そして、このオンラインの活動は見事に的中し、自粛明けスクール再開しだした2.3ヶ月(回数にして約8回)で、ある生徒はズバ抜けて成長した。
彼は自粛期間中常にピッチへ戻った時のイメージが出来ていたからだろう。
いざ、プレーしてみるとその激変ぶりは相当なものになっていた。

体を動かす体操や柔軟、筋トレやヨガといったオンライントレーニングで画面を見て指導者の真似をすることが主流となっていた中、ここでもメテオロッサは違ったトレーニングを行った。体の動かし方を真似するにも、イメージを体に伝え理想的に動くといった事が重要になる。

この体の使い方はキッズクラスで身に付ける。メテオロッサ式メソッドの根っこがここにある。

どうしたら、イメージした形を自分の体を使って再現できるのか。常に意識して動かさなければならない。その為にも先ずは自分を知り、自分を上手に動かす技術を身に付ける。それは目の動かし方一つにしてもイメージを持ちフットサルが出来る時に発揮できるよう組み込まれた頭の体操だった。普段のトレーニングで出来ない事をこんな状況だからこそやってみる。正にメテオロッサが掲げているテーマの一つ【挑戦】をピンチな状況だからこそやり続けた。

一筋の光

メテオロッサの活動に賛同して頂ける企業さまや個人さまが徐々に加わり出した2020年、スポンサーである株式会社ティーピーエム代表の篠原さま、一般社団法人クオリティ・オブ・ライフ代表の川崎さまとご一緒する機会に合同会社メイプリー代表の関さまも加わり『ボール蹴り仲間で何かやりたいね』となった次の機会には既にこの企画が始動していた。代表同士が集まった時の行動力・決断力の速さは流石です。

そして生まれたイベントがこれだ!

フットサルミュージックフェスティバル2020

当時考えていた規模は縮小し、今できる範囲で誰もが楽しめるフェスティバル。メテオロッサにとってはこの日が2020年の蹴り納めとなる。

このイベントのメインはフットサルドリームカップ。一般社団法人クオリティ・オブ・ライフさまより2チーム。水戸FC(サッカーチーム)さま、そして我等メテオロッサ常陸大宮フットサルスクールからは現在(2020年12月)トップカテゴリーであるジュニアユース(中学生)+コーチが参戦決定。大人のチームの中で彼等は果たしてどんなゲームを見せてくれるでしょうか。そして第一回の記念すべき大会で優勝トロフィーを掲げるチームはどこになるでしょうか。

キッズ・ジュニアの憧れ

メテオロッサではそこまでカテゴリーには依存せずメテオロッサ式メソッドを基盤に全体で活動している。それは上記「企画は白紙に」でも話したように彼等彼女達の将来を設計している事があるからだ。正に今のジュニアユースはスクール立ち上げと共に活動してきた生徒が中心で、ジュニアクラスからジュニアの特別強化クラス(2020年現在:ジュニア選抜クラス)に昇格しトレーニングしていた。そんな彼等はキッズ・ジュニアの生徒達からも憧れる存在になっている。今回はそこへメテオロッサコーチがゴレイロで参加し優勝を目指す。大会規模は違えど全力で挑むからこそフットサルは楽しい。そして体格や力、フィジカルやメンタルでも上回る大人を相手に、全力で挑む姿は美しく魅了し感動を与える事ができる。

夢は大きければ大きいほど美しい。大きな夢を持たなければ小さな夢すら叶わない。

メテオロッサのスタート当初から生徒に投げかけている。時には生徒全員の前で夢を聞く事もある。中には恥ずかしさやバカにされたくないといった気持ちが先走り夢を語れない生徒もいる。しかし、メテオロッサでは生徒一人一人の夢を全力で応援している。それが例えフットサルやスポーツじゃ無くてもだ。全く恥ずかしいことでもバカなことでも無い。むしろ将来まで設計していける人間力のトレーニングとなる。

ジュニアユースが今出せるもの全てを打つける今大会を通して、キッズ・ジュニアの生徒達一人一人や、観に来られる全ての方に「夢や希望を持つ大切さ」がほんの少しでも伝われば幸いです。

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