【5月5日はフットサルの日】

フットサルってなに?

フットサルと聞くと大体の人がイメージするのはミニサッカーだろう。

日本ではFリーグもできフットサル人口や施設も増えているが、根本的な事が未だ浸透していない。

子供達に「フットサルってなに?何でフットサルって言うの?」と聞いてみると「猿がボールを蹴るからでしょ(笑)」といった答えが返ってくる。

先ずはフットサルを学ぼう!

5月5日はフットサルの日

フットサルは5対5で行うスポーツという事で、5月5日は一般社団法人日本記念日協会の方に「フットサルの日」として登録されている。

フットサルは室内サッカーである南米の「サロンフットボール」または英国の「インドアサッカー」が起源となる。

基本的に室内で行われるサッカーに似た競技。

長らく非公式に行われ統一ルールが存在しなかった。

しかし、1989年にフットサルも国際サッカー連盟(FIFA)の所管となり、1994年には世界共通の統一ルールにまとまった。

名前の由来は?

【サッカー】をスペイン語で(fútbol)ポルトガル語で(futebol)

【室内】をスペイン語で(salón)(sala)ポルトガル語で(salão)

合成語

スペイン語で室内サッカーを【fútbol de salón】(フットボール・デ・サロン) や【fútbol sala】(フットボール・サラ)と呼ばれていたが、いつの間にか省略されて【futsal】(フットサル)となり定着していった。

歴史

フットサルが始まった説は二つある。

まず、一つは南米を中心に発展してきたサロンフットボール。サロンフットボールとは弾まないボールのことで「サロンフットボール」は、1930年にウルグアイで考案された。また、ブラジルでも同様のものが考案された。最初の統一ルールは、サンパウロで出版されたものとされている。サロンフットボールは、その後南米全域へと広まっていった。

1965年からは南米選手権が開催され、1979年まで続けられた。1961年には、国際サロンフットボール連盟(FIFUSA:Federación Internacional de Fútbol de Salón: International Futsal Federation)が設立され、1982年に世界サロンフットボール選手権がサンパウロで開催された。後に、世界フットサル協会 (AMF : Asociación Mundial de Fútbol de Salón : World Futsal Association) となった。

もう一つは、サッカーの母国イギリスより発祥して、ヨーロッパやアメリカ、オーストラリアなどに広まったインドアサッカーである。インドアサッカーは普通のサッカーと同じボールを使って、壁も使って行われる競技である。ルールや名称も国々によってまちまちで、スペインではフットボール・サラ、ドイツではハレン・フースバル、イタリアではカルチェット、オランダでザールと呼ばれるものがそれに当たる。ヨーロッパでは、ザールのルールを元にしてUEFAがインドアサッカーのルール統一を図った。

FIFAは、こうしたミニサッカーが世界中に広まるのをみてルールの統一を始める。1989年には初の世界大会をオランダで開催した。第2回の大会は香港で開催され、FIFAとFIFUSAによるルールの統一化が図られた。

このときのルールの問題点を改正し、1994年より競技名を「フットサル (FUTSAL) 」と改められた。

日本のフットサル

日本のフットサルは、日本サッカー協会とその傘下にある日本フットサル連盟によって統括されている。全国リーグとして、日本フットサルリーグが開催されている。ナショナルチームは、アジア地区でイランに次ぐ実績を持っている。

歴史

日本でのミニサッカーの始まりは、1970年代に日本に来ていたサッカーのブラジル人選手のアドバイスによる。1977年に、日本サッカー協会の傘下に日本ミニサッカー連盟が発足した(現・日本フットサル連盟。傘下に9地域のフットサル連盟、都道府県のフットサル連盟を有する)。また、これ以前に、1973年よりミニサッカー選手権サッカーが開催されていた。

1976年から1980年には、女子による8人制の大会も行われていた(この大会は、後になでしこリーグへと向かっていくものである)。

1990年代より、競技人口が増え始める。

1994年よりJFAが「ミニサッカー委員会」を設立。その年の9月に「フットサル委員会」と名称を改めた。これを機に日本全国にフットサルを普及させる取り組みがなされる。1996年には第1回の全日本フットサル選手権大会が開催された。その後、少年の大会、U-15の大会、女子の大会も行われる事となる。 1991年度より少年の大会が開催された。

年表

  • 1970年代 – 「ミニサッカー」として始まる。
  • 1973年 – ミニサッカー選手権開催。
  • 1976年 – 女子による8人制のミニサッカー大会開催。
  • 1977年 – 日本サッカー協会の傘下に「日本ミニサッカー連盟」発足。
  • 1989年 – フットサル日本代表が第1回FIFAフットサルワールドカップに出場。グループリーグ敗退。
  • 1990年代 – フットサルが、日本全国で普及していく。
  • 1994年 – 日本サッカー協会が、「ミニサッカー委員会」設立。
  • 1994年9月 – 「ミニサッカー委員会」を「フットサル委員会」に改名。全国に普及させる取り組みが、開始される。
  • 1996年 – 第1回全日本フットサル選手権大会開催。
  • 2004年 – フットサル日本代表が台湾でのFIFAフットサルワールドカップに出場。グループリーグ敗退。
  • 2006年4月 – 日本初のプロ・フットサルクラブ「大洋薬品/BANFF(名古屋オーシャンズ)」(本拠地:名古屋市)が誕生。
  • 2006年5月 – フットサル日本代表がアジア選手権初優勝。
  • 2007年5月 – 日本の大阪市と尼崎市でアジア選手権開催。日本代表は準優勝。
  • 2007年9月 – フットサル全国リーグ「日本フットサルリーグ」開幕

ナショナルチーム

ナショナルチームであるフットサル日本代表は、アジア地区ではイランに次ぐ実績をもっている。FIFAフットサルワールドカップには過去4回出場(1989年・2004年・2008年・2012年)。2012年大会では初めてグループリーグを突破した。

2007年には女子代表も結成。

2020 FIFAフットサルワールドカップ

2020年開催フットサルW杯の開催地には日本も名乗りを上げたが、FIFAはリトアニアに決定した。

【2020 FIFAフットサルワールドカップ】は、2020年にリトアニアで開催される予定。第9回FIFAフットサルワールドカップ。大会は9月12日から10月4日まで行われる。

体験

先ずはフットサルを学び、そして体験してみよう。もっとフットサルが好きになるはずです。当スクールでは子供達がフットサルから学べる環境をご用意しています。またサッカーにも活きることを日々実証中です。世界のトッププロサッカー選手も幼い頃はフットサルを学んでいます。(例:ロナウジーニョ、メッシ、ネイマール、カカ、コウチーニョ等)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA