フットサル交流戦レポート

<METEOROSA TRM>

メテオロッサとしては今回で2度目となる交流戦をこの日(平成29年10月8日)メテオロッサのホーム、茨城県常陸大宮市農村環境改善センター多目的ホールにて実施しました。


過去開催は(過去の交流戦レポートはこちらから)当スクール生全員対象のトレーニングマッチでした。

今回は特別強化クラスのトレーニングマッチとし、前回からジュノーFC水戸サッカースクール様、更に大子サッカースポーツ少年団U-12様へお声を掛けさせて頂きました。

そしてこの度、各地域で活動している3チームが集まりトレーニングマッチが実現しました。

(文章中省略)

ジュノーFC水戸サッカースクール様→ジュノーFC水戸

大子サッカースポーツ少年団U-12様→大子SSS

交流戦&トレーニングマッチ→TRM

<開催のきっかけ>

今回2チームにお声を掛けさせて頂きましたが、ジュノーFC水戸の吉村コーチとはメテオロッサ吉成がJFAサッカー公認指導者資格C級を受けた時の同期になります。また、偶然にも歳が一緒という事で交流がありました。

大子SSSの大森コーチは地元が一緒で後輩にあたり、社会人のフットサルTRMでもチームは違うものの定期的に交流があります。更に、メテオロッサ吉成にとって大子SSSは小学4年生から6年生までの3年間所属し大変お世話になったチームです。

<準備>

前回のTRMから事前準備に必要な物や不要な物、新たに加える物など考えていきました。

現在当スクールに通う強化クラスの選手の多くは、常陸大宮市内各地域のサッカースポーツ少年団に所属しています。土日の昼間となるとTRMや大会などで埋まっている事が多い為、あえて夜の時間帯で次の日が休日のこの日に計画する事にしました。

事前準備し掃除から入る。

タイムスケジュールや会場作りは、とても大切な準備の一つです。全ては子供達がフットサルを楽しく且つ真剣にプレーできる為です。

そしてルールに関しては、メテオロッサ以外サッカーとして活動されている為、細かなルールで試合の流れを止めてしまう事の無いよう配慮し、子供達が伸び伸びとプレー出来ることを前提としたメテオロッサ独自のフットサルルールとさせて頂きました。

<サポート人>

メテオロッサ吉成が社会人のフットサルチーム代表監督兼選手として所属しているBEERY’S(ビーリーズ)より久野選手、鈴木選手が今回このTRMに賛同しサポートしてくれる事になりました。

前回は1人で準備していた事で随分時間が掛かりましたが、今回は2人のサポートがありスムーズに会場作りが出来ました。

新たな助っ人

メテオロッサの集合時間は17:30。集合時間約2時間前にも関わらず1人の生徒がやって来たのです。

コーチ:『あれっ?集合時間早いぞ!?』

生徒:『髪切り終わったついでに来ました!!』

と、言っていたが準備している事を知り手伝いに来たのです。とても驚いたのと同時に、誇らしく思いました。これから試合をするのは自分達。その会場を自ら作っていこうと率先したのです。

また、違う生徒の保護者からは前回のレポートをチェックして頂いた様で、「何か出来ることがあれば」と言い動ける準備で来場されました。とても有難く思います。

強化クラス保護者の方にはいつもスクール終了時にお手伝いして頂いています。お陰様で生徒達とフットサルについて考える時間が増えこの日を迎えられました。とても感謝しています。

改めて色々な方からのサポートがあり今回実施する事が出来たのだと思いました。

<試合前>

今回のキャプテン、背番号を交流戦が決まったと同時に考えていた。ポジションについては前々からほぼ決めていたが、キャプテンについては交流戦前のスクール時に発表。背番号は当日発表した。しかし発表直前まで悩み、考えぬき今回に至った。なぜ悩むのか。それは生徒一人一人に個性が有り、秀でている所があるからだ。いろんな選手パターンがありチームになる。フットサルを楽しめる交流戦とはいえ、試合している選手は常に全力で真剣なのだ。そんな彼等の思いが分かるからこそ悩むのだろう。

強化クラス全員が揃った所で、背番号の発表となりメテオロッサの新しいビブスが配られた。

アップ準備を済ませ休憩の一コマ。何でも遊びに変える発想力…。(キャプテンマークで視力検査を始める生徒)試合開始まで時間はとても短い為、3チーム共挨拶を済ませた後に急ピッチでアップ開始となった。

[メテオロッサ/アップ風景]

[ジュノーFC水戸/アップ風景]

[大子SSS/アップ風景]

ジュノーFC水戸にとっては前回も同じピッチ、同じボールで分かっていた選手もいただろう。しかし、大子SSSの選手にとっては狭いピッチといい、弾まないボールを触るのは初めてだったかもしれない。その中でも感触を確かめ試合に備えられた。

<TRMスタート>

今回3チームによる試合は総当りで行った。

試合開始時刻

アップから各自モチベーションも高まり準備は出来ている様子だった。そして更にチームとしての指揮を高める為に全員で円陣を組む。最終確認し、自分の役割や目的は何か彼等に問う。全員の目的ははっきりしていた。そして、事前に決めていたメテオロッサ流の掛け声「バモス!!」とキャプテンの合図で指揮も一層高まりスイッチオン。 メテオロッサのキックオフで交流戦の幕が開いた。

<試合をするのは選手達>

指導者は方向性を導いていけるが、ここからは選手達一人一人が責任を持ち、試合中最適な判断をしていかなければいけない。極力キャプテン中心に任せている。試合中ミスや上手くいかなかった事は、選手達が何よりも分かっている。そこに気付き修正しようと考えている選手には指摘せず見守る。気付かない選手に対しては問いかけ気付かせる。そして何よりも大切にしている事が試合中上手くいった所だ。上手くいった所を選手達に振り返らせる。そして上手くいった所を、更に上手くいくにはどうしたらいいのか。という事を常に追求していきたい。上手くいくイメージを自分達で共有し更なる向上を目指す為だ。

<終了>

全体スコア

試合中何が起こるか分からない。その為、タイムスケジュールは十分時間が余るように設定した。今回は各チームの協力もありスムーズに試合が行われた。そして時間通り各チーム6試合をこなすことが出来た。

 

-メテオロッサ得点者-

#11©︎ 石川陽人 8得点

#7 横山哲大 5得点

#8 小森翔太 3得点

#9 佐久間蓮 2得点

#10 横山颯星 1得点

6試合トータル 19得点

 

そして礼に始まり礼に終わる。お互いの検討を讃えた。そして選手、コーチ共にまた再会することを誓った。

合同写真撮影

ラストは記念撮影会を行った。

対戦相手でも試合が終われば同じスポーツに情熱を持ち、楽しく且つ真剣にプレーした仲間達だ。そこにはフットサルを通して新しい輪が広がっていた。

後片付け

写真撮影後は全員で後片付け。これだって楽しみながらが一番です。自分達で使った物や、場所は誰もが気持ち良く繰り返し使える事が望ましい。これが出来るのはおもてなしの精神を持つ日本人の得意な習慣ですね。

全体解散後

メテオロッサで片付けの最終確認を済ませ強化クラスの記念写真撮影です。この日、最高のパフォーマンスをし会場を沸かした彼等の勇姿をカメラで収めようと、沢山の方がシャッターを切っていました。彼等にとっても素晴らしい思い出になることでしょう。

記念撮影も終わり自分達が使ったビブスを真剣に片付ける姿があった。すると何やら「誰が綺麗に一番小さく畳めるか」と競いだしているのです。そして出来上がりは手のひらサイズに小さくなったビブス。

つくづく彼等…、遊びの天才です。

<収穫>

今回メテオロッサでは強化クラスのTRMとし2チームにお越し頂き、見ていて楽しい、やってみて楽しいフットサルの魅力を感じて頂けたことでしょう。強化クラスの生徒達は、日頃からサッカーの戦術ではなく、フットサルの戦術に磨きを掛けている。サッカーより山ほど有るフットサル戦術を徐々に覚えていく事で、判断力は間違いなく向上する。改めて一人一人の判断力や決断力を見た所、明らかにレベルは上がっていた。そしてこのTRMを通して大きく化けた選手も見てとれた。

目的はあくまでも点を取ること

失点や試合の勝ち負けという所には、全くと言っていいほど重点を置いていない。

何故なら自分達の目的は「点を取ること」であるからだ。

守りを重要視し攻めに繋げるのではなく、点を取るためにボールを奪う事が重要である。

<目的とアドバイス>

点を取る為にどうするか。何が出来るか。相手ゴールへボールを入れる為に、シュートがあり、パスやドリブルがある。幾つもの戦術がありディフェンスがある。優先順位を常に頭の中に入れておく事が肝心になる。全てはボールを相手ゴールへ入れるというとてもシンプルな事。

自分達がスクールで日頃磨いて来た個の技術を味方へと繋いで行く。チームとして発揮する為にはボールの動いている所だけでは無く、ピッチに立った時点で最善の判断をして行く事が重要になる。

今何をすべきか

自分が何をすればチームはプラスに働くのか。

常に頭をフル回転させ、同時に身体も動かしていく。メンタル、フィジカルコントロールは最高の状態を保つ必要がある。

<これから>

個人の技術はチーム全員が目的を果たす為に使う。

今回フィニッシュ出来た選手のゴールは、全員が同じ方向へ向かったからこそ得たゴールなのだ。そこには局面で個の技術が重要になる。

メテオロッサでは個の技術がチームを変えていく為には、とても必要な事だと考えている。ただ個人技のレベルを上げるのではなく、チームとなった時、試合で発揮できる個の技術を磨いている。今は、考える事で精一杯の選手もいるが、現時点で発揮出来なくても彼等の将来に必ず役に立つと信じている。

フットサルは間違いなくサッカーに活きる。

<最後に>

今回交流戦にご参加頂きましたジュノーFCの青木コーチを始め吉村コーチ選手の皆様、大子SSSの大森コーチ選手の皆様、メテオロッサのサポートとしてBEERY’Sから久野選手、鈴木選手また、常陸大宮市まで駆けつけて下さいましたご家族、ご友人の皆様には深く感謝申し上げます。

お陰様で当スクールの選手達は伸び伸びとプレーすることができ、更に目標や課題も得る事が出来ました。

今回参加しました選手達の多くから「またやりたい!」という声が届き嬉しく思います。

コーチも選手と同様、思いは一緒です。

攻守に渡り目まぐるしく展開されるフットサルの魅力が皆様に少しでも伝わって頂けたら幸いです。

試合動画

メテオロッサ強化クラス交流戦ハイライト動画。白熱の試合展開、日頃のトレーニング結果がここにある。

どうぞご覧下さい。

☆★☆★☆★ 日々更新中 ★☆★☆★☆

 

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