耳で判断

ブラインドサッカーって競技、知ってる人いる?

と聞いたところ、3分の1のスクール生は知っていた。中にはブラインドサッカーについて調べた事があるスクール生もいた。ボールを蹴る事が一緒でも、内容が全然違う競技もある。

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ここで取り入れたのは

「目隠しをしてボールを運びゴールする」

という事。

目を隠しているという事は、肌の感覚・それと耳で音を聞き分ける力が必要になってくる。ブラインドサッカーで使用するボールには鈴が入っていて転がれば、どこで音がしてるのか分かり、ボールはどこにあるのかが大体予測できる。しかし、フットサルボールでは音がしない。ボールをゴールへ運ぶ事はかなり難しくなる。

自分1人でボールを探そうものなら、それだけで時間がかかってしまう。

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そこで重要なのは、周りを見えている仲間からの声だ。

見えていない味方に指示を出す。

「右だよ!左だよ!前だよ!こっちだよ!」

といった感じの声はよく出ている。これは普段からのトレーニングや試合中に飛び交う声と一緒。見えていない相手に対して、この様な呼びかけだったたらどうだろう。果たしてボールが見えていない味方はボールの位置を判断する事が出来るでしょうか。

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分かりやすい声かけや指示も重要になってくる。どうしたら相手に伝わるのか、考えられる良い勉強になった。また、目隠ししているスクール生は、投げかけられている声を頼りに、状況を判断するという力を身に付ける勉強にもなった。
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自ら体験したい!と手をあげるスクール生が増えてきている事はとてもうれしい。

やはり見ている事と、やってみる事には大きな差がうまれる。

何事にもチャレンジする精神が必要だ!

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体験してみた感想を聞いてみると、真っ暗で何をするにも「恐怖心」が最初に来てしまうという。誰のどの声を聞けば正しいのか。どこに向かって行けば良いのか。壁や何か障害物はないか。ボールには近付いているのか。など様々な事が目を隠しただけで恐怖心として襲ってくる。

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結果、チャレンジしてくれた数名は、ボールを何とか触り、運ぶ所までは来たが、ゴールネットを揺らす事は出来なかった。

は周りを見えていないプレーヤーにとって大切な事なんだというのが分かったに違いない。

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ボールを持っている選手というのは視野が狭くなってしまうものです。そこでボールを持っていない味方がいかに指示を出せるかが、試合をした時にも大きく左右するでしょう。ブラインドサッカーを通して、耳で判断する事、声かけや指示の重要性も気付けたのではないでしょうか。

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