守る為のディフェンスではない 攻める為のディフェンスである


今何かと話題になるのは、守りを重要視した「守備的戦術」といわれるものです。これは守りを完璧にして攻撃を仕掛けるといった発想です。サッカー日本代表の戦術にも取り入れられて話題になりました。

しかしこの戦術は経験豊富な選手が理解して、それを全員でやり遂げるからこそ成り立つこと。(チームの戦術)守って守ってワンチャンスをものにしようという考え方。

育成年代(12才以下)のスクール生には”守ること”よりも”攻めること”を意識して欲しい。何をするにも”攻め”を意識していなければ前には進めない!ボールを取ろうとする気持ち、これは相手よりも強い意識、勝とうとする気持ちが無ければ相手を止める、ボールを奪うプレーは出てきません。相手がミスするのを待つ様なプレーは必要ありません。むしろ「奪い取ってやる精神」こそ、これからの日本人にはとても重要になるのではないでしょうか。

相手がボールを持っている時は必然的に守備になります。だからと言って引いてしまうのはどうでしょうか。フットサルではよっぽどの事で無ければ攻撃も出来る時間帯はあります。しかしその時間を待っていて果たして勝てるでしょうか?

このスポーツに限らず勝負の世界、相手よりも多く点を取らなければ負けてしまうのです。

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「完璧に守る事」それはテーマになるかもしれません。そしてこの思いは日本人にとても強い気がします。それとは逆に「完璧に勝つ事」を意識している子供達がどれだけいるでしょうか?

この年代では勝負に対しての強い意識、つまり全てにおいて勝つ事を意識させます。チームで勝つ事、相手に勝つ事も大事ですが一番勝たなくてはいけないのは『自分自身』です。

しかし勝ちにこだわり過ぎてもいけないのです。勝つ喜びとはフットサル、スポーツを楽しむからこそ、楽しんでいるからこそ生まれてくる感情だと思います。何よりも楽しんでいる事が前提です。

意識が変わるとプレーが変わります。トレーニングの姿勢も変わります。


そんな期待を常に持ち日本人の概念を超え、世界を驚かせる事ができるこれからの子供達と関われる事を誇りに思います。

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